「健康的だとは思うけれど、野菜ジュースで本当にダイエットできるの?」と、疑問をお持ちの方々へ。
野菜ジュースしか飲めないダイエットをイメージしてしまうと、最初から挫折しそうになってしまいますよね。
ここではそんなあなたに、上手に野菜ジュースでダイエットする方法をご紹介いたします。
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野菜ジュースでダイエットをするときの7つのポイント
1. どれがおすすめ?野菜ジュースに使いたい野菜や果物とは
食事量を減らすダイエットを行っていると、どうしても栄養バランスが偏りがちです。
しかし、野菜ジュースをダイエット生活に取り入れることによって、不足しがちなビタミンやミネラルなどの栄養素を、豊富に摂取することが可能になります。
ここでは特に野菜ジュースにおすすめの食材をご紹介します。
野菜ジュースにおすすめの食材
食品名 |
主な栄養素 |
効能 |
小松菜 |
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム |
風邪予防、老化防止、骨粗しょう症予防、動脈硬化予防 |
ほうれん草 |
ビタミンA,ビタミンC,カリウム、カルシウム、食物繊維 |
風邪予防、利尿作用、むくみ防止、美肌効果、貧血予防、高血圧予防、がん予防 |
アボカド |
ビタミンA・B群・C ・E、鉄、カリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維 |
利尿作用、むくみ防止、高血圧・動脈硬化予防、がん予防、便秘解消、美肌効果 |
にんじん |
ビタミンA、カリウム、食物繊維 |
風邪予防、高血圧予防、美肌効果、貧血・冷え症の改善、便秘解消、むくみ防止 |
りんご |
ビタミンA・B群・C、食物繊維(ペクチン)、カルシウム、カリウム |
風邪予防、整腸作用、高血圧・動脈硬化予防、貧血予防、美肌効果 |
バナナ |
ビタミンB群,ビタミンC,カリウム、食物繊維 |
整腸作用、精神安定効果、抗酸化作用、免疫力アップ、美肌効果、利尿作用、むくみ防止 |
2. 目的別に野菜をアレンジして飽きずに続けられる
「いつも同じ野菜だと飽きちゃいそう」と心配な方でも大丈夫です。
「朝から便秘がち」、「今日はむくみが気になる」など、その日のお悩みごとにレシピをアレンジして、楽しみながらジュースを作ることができます。
水の代わりに豆乳を使ったり、ヨーグルトを入れるなどして風味を変えたり、飲みやすくしたりして、ひと工夫するのがコツです。
りんごは皮付きのまま使うと、ビタミンやポリフェノールを豊富に摂取できます。
以下は目的別のおすすめレシピですが、これらの材料をミキサーに入れて混ぜるだけなので、とても簡単ですね。
コップ一杯(約200ml)を作る際の、大体の目安としては、野菜や果物合計で100g、水分を100mlと考えるとちょうどよいと思います。
目的別野菜ジュースの材料
目的 |
材料 |
デトックス |
アボカド、りんご、きな粉、水 |
便秘解消 |
小松菜、バナナ、きな粉、すりごま、はちみつ、豆乳 |
むくみ解消 |
レタス、ほうれん草、キウイ、オレンジ、オレンジジュース |
整腸作用 |
にんじん、マンゴー、オリゴ糖、ヨーグルト |
3. 市販のジュースじゃだめ?手作りジュースでより効果的に
忙しい時には何かと便利な市販の野菜ジュースですが、注意が必要なものもあります。飲みやすくするために、フルーツジュースを多く入れているタイプは、果糖の摂り過ぎとなってしまいますので、なるべく避けるようにしましょう。
あと、市販のジュースは加熱処理が施されていますので、ビタミンや酵素などがほとんど失われている可能性があります。
できるだけ、フレッシュでヘルシーな野菜ジュースを手作りして、栄養をまんべんなく摂取するようにしましょう。
さらに注意点としては、大量に作り置きをすると酸化して、風味を損なう場合があります。面倒がらずに一回一回、摂取する直前に作るようにしましょう。
残留農薬などの心配もありますので、作る前にしっかりと野菜を洗うことも肝心です。できれば使用する野菜は、生産者がわかる安全な有機栽培のものにしましょう。
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4. 毎食前に野菜ジュースを摂取して食事量をダウン
野菜ジュースの特徴や効能を理解したところで、次は具体的なダイエットの方法になります。まずは、朝食、昼食、夕食の前に、コップ1杯の野菜ジュースを飲むことから始めましょう。
食事前に摂取することにより満腹になりますので、食事量を減らし、食べ過ぎを防止することができます。
さらに、食物繊維が豊富な野菜ジュースを先に摂取すると、血糖値の上昇を緩やかにしますので、脂肪を溜めにくい体質へと変わる効果も期待できます。
5. 一食置き換えダイエットで無理なくダイエット
これは、一日三食の食事のうち、ひとつを野菜ジュースのみに置き換えるダイエット法です。
一番効果があるのは、やはり夕食ですが、どうしても夜中お腹が空いてしまって辛いという方は、何かと忙しい朝食に置き換えるのがよいでしょう。
朝に食物繊維やビタミン、ミネラル豊富な野菜ジュースを摂取すれば、一日の体調も整いますし、バナナを使えば、お腹もいっぱいになって結構満足できますよ。
6. いざという時は野菜ジュースで短期間集中「プチ断食」
結婚式や同窓会などの出席が決まっている場合、久々に会う友人たちには、せっかくですから、あなたのほっそりとした素敵な姿を見せたいですよね。
こんな時は、1日~3日間の「短期間集中プチ断食」を行うこともひとつの手です。
しかし野菜ジュースのみの摂取は、身体に大きな負担がかかりますので、ご自身の健康状態と相談しながら、くれぐれも無理のないよう安全に行うようにしてください。
プチ断食の方法と注意点
前日 |
食事量は普通またはそれ以下にする。脂質の多いものは避ける。水分を多めに摂取する。 |
一日目 |
空腹を感じたら野菜ジュースを摂取する。(1日500mlまで) |
二日目 |
|
三日目 |
おかゆやヨーグルトなど、消化のよいものを少量ずつ摂取していく。 |
四日目 |
様子を見ながら、普段の食事量に戻す。 |
7. 野菜ジュースダイエットを行う際の注意点とは
このように美容や健康にも優れた野菜ジュースですが、注意が必要な場合もあります。特に、胃腸や消化器系が弱いという方は、大量に摂取すると下痢や便秘を引き起こす可能性があるのです。
もし、野菜ジュースダイエットを始めて、これらの症状が現れた場合は、摂取する量を減らすか、ダイエットを中止するようにしてください。
健康を損なうようなダイエットを継続するのは、あなたの大事な身体にとって非常に危険ですので、勇気を持って判断するようにしましょう。
あとがき
いかがでしたか。「野菜ジュースだけを飲むダイエット」だと、長く続けることは難しいと思いますが、いつもの食生活の要所要所でうまく取り入れることによって、無理なくヘルシーに継続することができると思いますよ。
今回は「野菜ジュースでダイエットをするときの7つのポイント」をお届けしました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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