「コーヒーってよく飲んでいるけれど、これだけで本当に痩せるの?」と半信半疑な方々へ。
毎日飲むコーヒーですから、せっかくなら効果的にダイエットに役立てたいですよね。
ここではそんなあなたに、コーヒーダイエットで考えたいポイントについて、ご紹介していきたいと思います。
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コーヒーは太る?痩せる?コーヒーダイエットで考えたい7つのポイント
1.コーヒーの特徴と含まれる成分について
まずコーヒーに含まれる成分で、ダイエットに有効だとされているのが、「カフェイン」と「クロロゲン酸(ポリフェノールの一種)」です。
このふたつの成分には、それぞれに脂肪の分解と、脂肪の燃焼を促進するという働きがあります。
これらの驚くべき脂肪分解・燃焼の相乗効果で、きっとコーヒーはあなたのダイエット生活を強力にバックアップしてくれること間違いなしです。
2.コーヒーに含まれる「カフェイン」の脂肪分解効果について
まずはコーヒーに含まれる代表的な成分である「カフェイン」の、ダイエット効果についてご説明します。
まずカフェインには、「リパーゼ」という消化酵素の働きを活発にして、脂肪の分解をスムーズにしてくれるという作用があります。このためカフェインを摂取すると、身体についた中性脂肪が分解されて、血液中に放出されます。
このことで、カフェインを摂取していない時よりも早く脂肪が燃焼し始めるので、コーヒーを飲んだ方が、ダイエットにはかなり「お得」というわけなのです。
3.「カフェイン」で血行を促進して新陳代謝アップ
カフェインは他にも血行を促進する働きがあるため、まずは新陳代謝がアップします。このことで基礎代謝(生命活動を維持するためのエネルギー)が高まり、特に何もしていなくても自然とカロリーをたくさん消費してくれるので、ますますダイエット効果の向上につながるというわけです。
また、血液の循環が良くなるので、冷え性や肩こり・腰痛なども改善され、これらの症状にお悩みの女性には、さらにうれしい効能があると言えます。
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4.「カフェイン」のもつ利尿作用でむくみを解消
カフェインには、さらにダイエットに優れた効果があることをご存知でしょうか。
カフェインには利尿作用があるため、身体に溜まった水分や老廃物を排出してくれるので、むくみ解消なども期待できます。
普段立ち仕事などで脚などがむくみがちの方は、コーヒーを飲めば、スッキリ引き締まった美脚も同時に手に入れられるかもしれませんね。
5.コーヒーを飲んでも太ってしまう?コーヒーを摂取する際の注意点とは
こんな様々なダイエット効果が期待できるコーヒーですが、「飲んでも逆に太ってしまう」とお悩みの方は、まずはその飲み方に注意が必要だったかもしれません。
いくらコーヒーは痩せるからと言って、砂糖やミルクを大量に入れてガブガブ飲んでいると、あっという間に太ってしまう可能性があります。
砂糖やミルクには当然カロリーがありますし、コーヒーに砂糖を入れると、身体は砂糖のエネルギーを優先的に消費しようとするので、せっかくのカフェインの脂肪分解・燃焼の作用を妨げてしまうことになります。
このためダイエット効果を最大限に活かすためには、以下の方法を参考にして摂取するようにしてみてくださいね。
コーヒー摂取の際の効果的な方法と注意点
効果の高い飲み方 |
避けたい飲み方 |
ブラックコーヒー |
砂糖・ミルク入り |
ドリップ |
インスタント |
浅煎り豆 |
深煎り(「クロロゲン酸」は熱に弱いため) |
ホット |
アイス |
6.運動と組み合わせてダイエット効果をさらにアップ
カフェインの効果を最大限に活かすためには、運動と組み合わせることがおすすめです。飲むタイミングですが、運動の30分くらい前に摂取するのがよいでしょう。この後に、ウォーキングやエアロビクスなどの有酸素運動を行うと、非常に効果的です。
運動ができない日などには、入浴前に飲むのもおすすめです。
カフェインの脂肪燃焼効果は3時間ほど持続するため、コーヒーは一度にたくさん摂取するのではなく、3時間置きくらいのペースで、一日に数回に分けて摂取するのが理想的です。
7.考えておきたいカフェインの健康への影響について
カフェインの摂取量の上限は、人によって体質や体重などが異なるため、一概には設定されていません。しかし健康な成人であれば、一日3杯(カフェイン量400mg)程度であれば、特に身体に悪影響を及ぼす恐れがないと言われていますので、このくらいを目安に摂取するよう心がけましょう。
カフェインの大量摂取は、不眠、頭痛、イライラ感などを引き起こす可能性がありますので、カフェインに敏感な方などは特に注意が必要です。
また、妊婦の場合は胎児の健康への影響や、母体の鉄分の吸収を阻害する恐れがありますので、なるべく摂取を控えるようにしてください。
コーヒーには以下の表のように、健康への優れた効用もたくさんあります。リスクについても十分考慮したうえで、安全に活用するようにしてくださいね。
コーヒーの健康への影響
成分 |
良い効能 |
リスク |
カフェイン |
脂肪分解、脂肪燃焼、血行促進、むくみの解消、発がん性物質発生の抑制、コレステロール抑制、動脈硬化予防 |
不眠、頭痛、イライラ感、鉄分吸収の阻害、胎児の健康への影響 |
クロロゲン酸 |
脂肪分解、脂肪燃焼、ガン・動脈硬化・老化予防 |
|
ピラジン(香り成分) |
リラックス効果、脳の活性化、血液サラサラ効果 |
|
あとがき
いかがでしたか。つらいダイエット中には、コーヒーを飲みながらほっと一息つくのもおすすめです。コーヒーダイエットを行う際は、過剰な摂取は避け、常にあなたの体調や体質と相談しながら、健康に配慮して挑戦するようにしてみてくださいね。
今回は「コーヒーは太る?痩せる?コーヒーダイエットで考えたい7つのポイント」をお届けしました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
まとめ
- コーヒーの特徴と含まれる成分について
- コーヒーに含まれる「カフェイン」の脂肪分解効果について
- 「カフェイン」で血行を促進して新陳代謝アップ
- 「カフェイン」のもつ利尿作用でむくみを解消
- コーヒーを飲んでも太ってしまう?コーヒーを摂取する際の注意点とは
- 運動と組み合わせてダイエット効果をさらにアップ
- 考えておきたいカフェインの健康への影響について
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